審美歯科・ホワイトニング

審美歯科

一般的な保険診療では、むし歯の治療を行うと削ったところや欠けているところに銀色やプラスチックの詰め物をします。
保険治療での目的は「機能の回復」という視点の治療であるため、どうしても「見た目の美しさ」で満足のいく治療を受けることはできません。
それに対し、審美歯科は、機能的回復に加え、「見た目の美しさ」も満たす治療を行いますので、
「むし歯治療の痕が気になる」
「むし歯を治療したいが、きれいに治したい」

という方に最適の治療です。

保険が適用できないケース
1.治療目的以外の処置
2.高価な材料を使う場合

一般的に、治療目的以外の処置には保険が効きません。
治療目的以外の処置とは、予防目的のもの、美容のみを目的としたもの、などのことです。

きれいなむし歯治療

セラミックインレー

セラミックインレーは適合性が高く、虫歯リスクを低減できます。 また、歯の色に合わせてのオーダーメイドになりますので見た目の仕上がりが大変自然になり、かつて虫歯であったことが解らなくなるほどに修復することができます。

ホワイトニング

ホワイトニングをはじめる皆様へ

白い歯・美しい口元は、笑顔を引き出し、あなたの人生までも明るく変えてしまうような源となります。もっとも、期待の裏側で、初めてホワイトニングをされる方にとって、不安や疑問はあって当然です。当院では、不安を少しでも解消していただくために、治療の流れ、費用などを、丁寧にご説明いたします。ご不明な点ございましたら何なりとおたずね下さい。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの流れ

医院内で強めの薬剤と特殊な光で短時間で白くします。

STEP1 まず歯石や歯の汚れを落とします。

STEP2 1から一週間あけて歯の色の検査をします。

STEP3 歯肉を保護するためのジェルを塗布します。

STEP4 ホワイトニング専用の薬剤を塗布します。

STEP5 レーザーを照射し、歯を白くします。

STEP6 4~5を二回繰り返します。

STEP7 白くなった歯の色の検査を行い、どの程度白くなったか確認します。

STEP8 フッ化物塗布を行い、ダメージを受けた歯をケアします。

治療の実際

症例

左 歯ぐきの黒ずみが目立ちます。
右 施術後、黒ずみがほぼ目立たなくなりました。

ホワイトニングQ&A

Q:ホワイトニングは専用の薬剤を使うそうですが、どんな薬剤ですか?

A:消毒で利用するオキシドールに含まれている成分と同じです。

ホワイトニングで使用する薬剤は過酸化水素や過酸化尿素を弱酸性に調整したものです。 論文も出されていますが、安全性も保証されていますので、ご安心ください。

Q:ホワイトニングでどの程度白くなりますか?

A:効果には個人差がございます。

変色の原因や程度・歯の質等により、個人差があります。あくまで、その方の元の歯の色合いから徐々に白くなりますので、ご希望される白さにはならない方も少なくはありませんが、「どの程度まで白くなるのか」又「どの程度白くするか」を、確認しながら進めていきます。

Q:どんな歯でも誰でもホワイトニングできますか?

A:ホワイトニングには適応症がございます。

ホワイトニングには適応症があり、又、白く出来る限界もあります。患者さんの歯がホワイトニングに適しているのか、十分にカウンセリングを致します。

Q:ホワイトニングって痛くないのですか?

A:薬の作用で歯が脱水症状を起こしその際一時的に痛みが出る場合があるがおさまります。

ホワイトニングは歯を削ったり、麻酔をしたりしないので痛みはありません。但し、ホワイトニング開始前に虫歯の治療は済ませておく必要があります。

Q:ホワイトニングで白くなった歯は永久ですか?

A:オフィスホワイトニング1~2年に一度、ホームホワイトニングは半年から一年に一度のメンテナンスが必要です。

ホワイトニング効果が永久に持続するのが望ましいのですが、残念ながらそうではありません。その方の歯の性質や生活習慣によって異なります。一度手に入れ た白さをなるべく長時間維持する為には、オフィスホワイトニングの場合は1~2年に1度、ホームホワイトニングの場合は3~6ヶ月に1度の追加ホワイトニ ングをしていく必要があります。追加ホワイトニングを定期的に行うことにより、再着色しずらい歯になっていくという結果が報告されています。再着色する理 由としては、食物などによる外因性着色や年月とともに色調が濃くなるという自然現象等があり、ゆっくりではありますが、術前の状態に戻っていく現象があります。

Q:妊娠中のホワイトニングは可能ですか?

A:安全性が確認されておりませんので出来ません。

妊婦・胎児に対して問題があるという文献は無いのですが、問題が無いという文献もありません。

したがって安全性が確認されていない事から、適応外とさせていただいております。

プロのクリーニングを受けたことはありますか?

これまでの歯科は「すでに進んでしまった病気をどう治そうか」ということばかりに取り組んできました。
今、そういった医療のあり方が反省期にはいろうとしています。
「何が原因で悪くなったのか」「それを防ぐにはどうしたらいいのか」もう一度よく考えてみましょう!

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTCというのは、歯科医や専門の歯科衛生士などが行うお口の清掃プログラムのことです。
これにより歯磨きなどでは取れにくい、悪い細菌の塊(バイオフィルム)を徹底的に落とします。
歯や歯肉の清掃を専門の器具を使って丁寧に行いますから、予防効果が高いだけでなく、とても気持ちがいいものです。痛みなどはまったくありません。

PMTCの流れ ~体験してみよう プロによる歯みがき~

1.歯や歯肉の状態をチェック
歯垢や歯石の付き具合、歯ぐきの状態などをチェックします。その方の状態にあった道具や研磨粒子などを選びます。染め出しなども場合に応じて行ないます。

2.歯と歯の間をきれいに
研磨剤と円錐形のゴムチップで歯と歯のあいだを磨いていきます。
歯肉のマッサージ効果も期待できます。

3.歯と歯肉の間、歯の表面をきれいに
歯の表面のでこぼこをなくすため、ゴムのカップ状の器具で磨きます。
研磨剤は、粒子の粗いものから使い細かくしていきます。

 

4.研磨剤の洗浄、フッ素ジェルの塗布
研磨剤を落とした後、知覚過敏やむし歯予防のためにフッ素を塗ります。